【獣医師監修】犬がブルブル震える。考えられる5つの原因と対処法は?
症状
2020.07.21

【獣医師監修】犬がブルブル震える。考えられる5つの原因と対処法は?

家の隅っこでブルブルと震えるワンちゃん(´;ω;`)

なんとかしてあげたいけど、これって様子を見ているだけでいいの?それとも動物病院に連れて行ったほうがいい??

そんなときは、これから紹介する犬が震える原因と症状ごとの対処法を参考にしてください。

これを読めば、愛犬が震えたときに飼い主は何をすべきなのか知ることができますよ。

この記事の監修者

獣医師 藤井 ちひろ
獣医師 ( Rose Rose Animal Clinic 院長 )/ペット栄養管理士/ペットフード販売士/ペット食育上級指導士。北海道帯広畜産大学畜産学部獣医学科卒業。「動物と飼い主にもっと寄り添った医療」を目指し、令和2年2月2日 Rose Rose Animal Clinic を千葉県に開業。※ドッグフードなどの商品掲載部分の監修は除く

震える犬を動物病院へ行く前にチェックしてほしいこと

チェック

ワンちゃんが震え始めたときに飼い主がチェックすべきことは5つあります。

飼い主がチェックすべきポイント

  • 震えるタイミングはいつか
  • 尿や便の状態はどうか
  • 嘔吐していないか
  • 呼吸の様子はどうか
  • 元気はあるか

震えるタイミングはいつか

震える直前の出来事が震えの原因となっている場合もあるので、何かをした後(食後など)決まったタイミングで震えていないかチェックしてください。

動物病院へ連れて行く場合には、震えるタイミングやどのくらいの時間震えているか伝えられると完璧です。

尿や便の状態はどうか

色や形、量とその間隔を観察してください。

まずはちゃんと出ているか、出ているとしたらその色がいつもと違っていないか(赤・黒・白・オレンジやゼリー状・水といった状態の便の場合には内臓に何らかの病気が現れている場合があります。)何度もトイレに行こうとしたりしゃがんでいきんでいないか。

その様子を動画に撮ることや、用をたしたトイレシートや便を動物病院へ持っていき異常がないか確認してもらいましょう。

便秘は数日様子をみても吐き気が出なければ命に別条はありませんが、尿が半日以上出ないのは何事か起こっている可能性があります。丸一日出ないのは緊急事態、すぐ病院に行くことをおすすめします!

嘔吐していないか

食後に必ず吐く、1日に2回以上吐くといった場合には強い痛みを感じていたり、胃腸の動きが何かで妨げられている可能性があり、長く続くと脱水症状を引き起こす恐れもあります。震えとセットで嘔吐するという症状が現れた場合には動物病院へ連れていきましょう。

呼吸の様子はどうか

震える+動画のような苦しそうな呼吸をする場合はできるだけすぐに動物病院へ連れて行ってくださいね。

元気はあるか

ワンちゃんの中には興奮しすぎて震えが出やすくなる子もいます。震えながらもこちらの言葉にしっかり反応し、元気にわんわん吠えてくれる時はまず落ち着くのを待ってみましょう。

そうではなく元気がなくぼんやりした状態で名前を呼んでも好きなおやつを向けても反応がない場合には獣医師へその旨を伝えてくださいね。

愛犬が震えたときは、以上の5つのポイントをしっかりとチェックし動物病院へ連れて行く際には獣医師へ伝えてくださいねm(_ _)m

病気を診断する手助けになりますよ♪それでは、次に自宅で対処可能な犬の震えを紹介します。

犬が震える原因その1:病院が必要ないケース

落ち込む犬

動物病院に急いでいかなくても自宅で対処可能な震えもいくつかあります。

病院に行かなくても良い震える原因

  • ストレスによる震え
  • 気温による震え
  • 肉体的原因による震え

この時大事になってくるのは”タイミング”です。どんな時に震えているのか観察してあげてくださいね♪

ストレスによる震え

首をかしげる犬

雷や花火など大きな音がしたときに、ストレスに感じてしまい震えるだけではなく嘔吐や過呼吸を引き起こしてしまうワンちゃんもいます。

そんなときは、心配のあまり「大丈夫?怖いんだね、よしよし~!」と過剰にかまってしまったり、一緒に怖がって不安がってしまうのではなく、落ち着いてできるだけいつものように振る舞うことをおすすめしますm(_ _)m

理由は、、、

  • 飼い主にいつも以上に優しくされた
    →怖がると飼い主は優しくしてくれる!と学習してしまう。

  • 飼い主も怖がる
    →飼い主が怖いものは自分も怖いもの。と学習してしまう。

となります。そして、ある程度、大きな音に慣れさせておかないと、散歩中不意に大きな音を聞いてしまったときに、興奮状態となり急に逃げ出したり、最悪の場合だと車道に飛び出して車に轢かれてしまうケースもあります。

このように、何かのタイミング後にストレスを感じ震えている子には、構ってあげたい気持ちも分かりますが、落ち着いた飼い主の対応が大事になってきますよ。

しかし

  • 嘔吐・下痢が止まらない
  • 血便をした
  • 痙攣・失神した

といった異変が現れるときには動物病院へ連れて行ってください。

気温による震え

パグ 冬服

人間と同じでワンちゃんも寒さで体温調節が上手くできないときは、震えることで熱を作り出そうとします。

そんなときは、洋服を着せてあげたりタオルケットをかけてあげたり室内を暖かくするといったサポートを行ってあげましょうm(_ _)m

そして寒さを感じる原因になりやすいので、体は濡らした状態で放置するのではなく、雨の日のお散歩、シャンプーや手足を洗った後はきちんとタオルで水気を拭き取りドライヤーで乾かしてくださいね。

震えだけじゃなく風邪の原因にも繋がりますよ~

肉体的原因による震え

悲しそうな犬

これはワンちゃんの老化が原因となり筋肉が、衰えてきたことによって生じる震えです。

こんなときは、無理に体を動かしたり長い時間散歩に連れて行くのはNGです><

飼い主さんは、カラダ作りをサポートするような食生活へ切り替えるだけではなく、踏ん張りが効かずに滑ってしまわないようにペット用マットや滑り止めを利用したり、体力に見合った時間のお散歩を楽しむことで、これ以上酷くならないようにサポートしてあげてくださいね。

犬が震える原因その2:病院が必要なケース

犬が病気で病院にいる画像

決まったタイミングで震えがないのであれば、動物病院へ受診したほうが良いかもしれません。

放って置くことが危険な震えは以下のようなものがあります。

病院に行ったほうが良い震えの原因

  • 病気による震え
  • 食中毒による震え
  • 怪我による震え

病気による震え

パグ

ジステンパー、パルボウイルス、熱中症、てんかん、心臓疾患、脳の疾患、フィラリアといった病気が原因の場合には

  • 食欲不振
  • 嘔吐・下痢
  • 咳、くしゃみ、発熱
  • 失神
  • 呼吸困難

といった症状が震えと一緒に現れます。

震えが止まらずどんどん元気がなくなっていうようであればこのような危険な状態な可能性もあるので、早めに動物病院へ連れていきましょうm(_ _)m

食中毒による震え

パグ

飼い主さんなら、チョコや玉ねぎなどワンちゃんに与えてはダメな食べ物を把握して注意していると思いますが、盗み食いや拾い食いなどいつの間にか食べてしまっているケースもあります。

それらの危険な食べ物を大量に口にした場合には、嘔吐や下痢はもちろんですが、ショックを起こして震えやよだれが止まらない子もいます。

食べてしまったのを目撃した場合にはすぐに動物病院へ連れて行き吐かせることが大切です。

この時に特に注意してほしいのが、ネット上で溢れている「オキシドールを飲ませる」「食塩を飲ませる」といった催吐(さいと)方法です。

これらは、適切な量を使用すると吐かせることができる可能性がありますが、量を間違えて与えた場合には最悪の場合には死に至る可能性があるので、ネットの情報を頼らず予め動物病院で「素人が行っても大丈夫なのか」「どのくらいの量を与えるのか」をきちんと把握した上で行ってくださいm(_ _)m

引用:アレス動物医療センター

そして、事前に夜間診療も行っている動物病院を見つけておくと便利ですよ。犬に与えてはいけない食べ物を把握していない方は、↓の記事を参考にしてみてください♪

→犬に与えてはいけない食べ物の記事はこちら

怪我による震え

パピヨン

自然界では弱点を見せると、自分より強い者に襲われてしまいます。

そのため犬の本能で怪我やヘルニアの場合でも、何事もないかのように痛みを隠しているために震えていることがあります。

ごはんが食べづらそう、触られることを嫌がる。といった異変が見られるときには、無理に患部へ触れて症状を悪化させてしまわないように、優しくゲージに入れて動物病院へ連れていきましょう。

適切な処置を行わないと症状が悪化する可能性がありますよ><

震えを防ぐために飼い主ができること

病気や食中毒、怪我が原因の震えは飼い主がサポートすることで防ぐことのできる可能性が高くなります。

これから紹介する4つのことを参考にして、ワンちゃんの健康を支えてあげてくださいね♪

震えを防ぐために飼い主ができること

  • 予防接種を受ける
  • 食生活の見直し
  • サプリメントを与えてみる
  • 年齢に合ったサポート

予防接種を受ける

狂犬病の予防接種は飼い主の義務なのでご存知のとおりです。

ですが、震えの原因にもなっている死亡率の高いジステンパーやパルボウイルスへ効果のある任意の予防接種もあります。

それぞれの病気単独から混合まで病気予防が可能なワクチンですので、動物病院の先生と相談し愛犬に適したワクチンを接種してみてはどうでしょうか。

そして、フィラリアは毎月の飲み薬やスポット薬で対処が可能なので混合ワクチンと併せて動物病院で相談してくださいm(_ _)m

食生活の見直し

ワンちゃんが食べルト危険な食べ物には注意を払い、テーブルの上に置きっぱなしにしない。調理中は近づけさせない。などの対策を行ってください。

そして、質と安全性が高く、アレルギーに配慮された高タンパク・低脂肪といったワンちゃんの健康をサポートするプレミアムドッグフードに切り替えてみることをおすすめします(`・ω・´)ゞ

ドッグフードの選び方が分からない場合には↓の記事を参考にしてみてくださいね♪

→ドッグフード総合ランキングの記事はこちら

サプリメントを与えてみる

ドッグフードでは足りない栄養を補ってくれるので、強いカラダ作りをサポートし震えの原因となる関節痛や怪我を予防してくれます。

その子ごとに必要なものは異なるので選び方を参考にしてワンちゃんに必要だと感じたら試してみてはどうでしょうかm(_ _)m

年齢に合ったサポート

痛がるワンちゃんを無理に長い時間散歩に連れて行くのはNGですが、筋力低下を招かないためにも、愛犬のライフステージに合わせて無理のない範囲で歩かせることは大切です。

さらに、年齢を重ねると健康的なカラダ作りには欠かせないタンパク質の吸収力が低下してしまうので高タンパク質なドッグフードがおすすめです。

シニア犬に適したフードの選び方は↓を参考にしてみてくださいね♪

→シニア犬にオススメのドッグフードの記事はこちら

まとめ

犬とヒト

最後まで目を通していただきありがとうございましたm(_ _)m

震えの種類

  • 自宅で対処可能な震え
  • 動物病院へ連れて行ったほうが良い震え

この2種類があることを知ってもらえたと思います。

そして、愛犬が震えた場合には

どんなタイミングで震え始めるのか

尿や便の状態はどうなっているか

嘔吐はしないか

呼吸の様子はどうか

元気はあるか

の5つを項目を必要なら動画を撮ってチェックしてください。

震える姿を見て心配になる気持ちも分かりますが、動物病院へ連れて行く前にまずはワンちゃんの状態を把握し必要なら連れて行くことが大切です。

そして、ワンちゃんが調子を取り戻した後は、

  • 予防接種を受ける
  • 食生活を見直す
  • サプリメントを与えてみる
  • 年齢に合わせてサポートする

といった予防法を実行し、今後も愛犬が長生きできるように飼い主がサポートしてあげましょう。

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