公開 2020.07.30 更新 2022.01.06
犬のお留守番は最初が肝!しつけ方や必要な道具を解説します

犬のお留守番は最初が肝!しつけ方や必要な道具を解説します

わんちゃんと一緒に暮らしていると、お留守番させるシチュエーションが必ずと言っていいほど訪れます。しかし、「わんちゃんだけを家においてくるのは不安」という方も多いはず。

今回は、しつけ方法や必要な道具など、わんちゃんのお留守番に関して紹介します!トイレは?なぜ吠えるの?などの疑問を一緒に解決していきましょう!

留守番は子犬時期から徐々に慣れさせよう

ジャーマン・ピンシャー 子犬お留守番は子犬の頃からさせることが可能です。おうちに迎え入れることが多い3ヵ月頃からお留守番のお勉強を始めていきましょう。

30分~1時間ほどから初めて、だんだんと伸ばしていくのが◎。初めから半日など長時間にしてしまうと、お留守番が嫌になってしまうこともあるので、少しずつ慣らしてあげてくださいね。

留守番に必要なものは何?

ゲージの中にいる犬お留守番の時に用意しておきたいものと、整えておきたい環境をチェックしていきましょう!

ハウス・トイレ・お水は用意しよう

「お留守番はのんびりしている時間だよ」とわんちゃんに教えてあげることが重要です。落ち着いていてくつろげるハウスやゲージを用意してあげましょう。

いつでも好きな時間に排泄ができるようトイレと、いつでも飲めるようお水も用意する必要があります。

トイレは長時間掃除することができない場合は吸収の良いシーツを選び、広めにとっておいてあげると安心です。

電気はつけておいたほうがいい!

お留守番の時と飼い主さんがおうちにいる時の差が大きいと、わんちゃんは大きな不安を感じてしまいます。普段の環境と変わらないように、出来れば電気はつけっぱなしにしてあげることが好ましいです。

クーラーで空調管理をしよう

わんちゃんにとって快適な室温は、25℃前後です。夏や冬はクーラーなどで室温管理をしてあげてください。

気温の大きな変化は、体調を崩してしまう原因にもなってしまうので注意しましょう。

暑い日はアルミプレート、寒い日は毛布を使うのもおすすめ

クーラーが用意できない、もしくはクーラーでの室温がうまくいかない場所には冬は毛布などで暖かく過ごせるように調整してあげましょう!

夏はひんやりするアルミプレートなどを敷き、涼しい場所を作ってあげるのもおすすめですよ。

お留守番のしつけ方法

飼い主と犬わんちゃんが安心してのんびり留守番するためのしつけ方法を紹介します。

1、まずは30分からからスタートしよう

まずは30分程度の留守番から始めましょう。心配な場合は少し庭に出るだけのところから初めても問題ありません。

わんちゃんがその短時間を楽しむことができるように、おもちゃを与えるなどしてから外出しましょう。食べることが好きな子であれば家を出る前にガムを与えて食べ終わる前に戻るのもいいですね。

2、だんだんと時間を伸ばそう

短時間のお留守番ができるようになったら、だんだんと時間を伸ばしていきましょう。

しかし伸ばし続けると、わんちゃんもお留守番をすることが嫌になってしまいます。時々はすぐに戻る日を作ってこんなときもあるんだよということを教えてあげてくださいね。

留守番をさせるときに飼い主が気を付けること

お留守番をスムーズに慣らすため、またわんちゃんが留守番を嫌いにならないために飼い主さんに気を付けてほしいこともあります。

①出掛ける前の決まった動作をしない

わんちゃんは、飼い主さんの出掛ける前に必ずしてしまう行動(着替える、鍵をとる)などで置いていかれることを察します。

わんちゃんは飼い主さんの行動をよく見ているので完全に予測されない行動は難しいですが、わざわざ留守番しててね~などの声かけはしないようにしましょう。

②危険なものは片付ける

わんちゃんは寂しさから、留守番中にイタズラをしてしまうことがあります。

誤って誤飲してしまうこともありますので危険なものやイタズラされたくないものは片付けてから外出しましょう。

③出掛ける直前にかまいすぎない

出掛ける前はわんちゃんにあまり構わず、静かにしているのが好ましいです。

出掛ける直前に構いすぎてしまうと留守番中の静けさとのギャップを感じ、それがストレスになってしまうことも。

出掛ける前ではなく、帰宅してからたくさん構ってあげましょう!

④環境に変化をつけすぎない

お留守番の時と普段飼い主さんがいるときでの環境の変化が大きいとわんちゃんも不安になってしまうものです。

出来ればテレビはつけっぱなし、電気はつけておくなど普段と変わらない環境にしてあげることで不安も軽減されますよ!

上手にお留守番できないのには原因がある!

犬 トイレいたずらをしたり吠えてしまったり。愛犬が落ち着いていてお留守番できないのには必ず原因があります。

お留守番に慣れていない

お留守番に慣れていない状態でのお留守番は、わんちゃんにとってとても不安な時間です。

不安からの吠え、イタズラなど問題行動にも繋がりやすいので、特に留守番させる予定がなくても子犬の頃からお留守番の練習をしておくことをおすすめします。

リラックスできる場所がない

のんびりリラックスできる場所がないことは外からの音に対して敏感になり、吠えに繋がる可能性があります。

普段から安心して落ち着くことができる場所を作ることで、普段の吠えも落ち着くかもしれませんね!

運動不足でイタズラしてしまう

運動不足により体力が有り余っていることで、留守番中のイタズラだけではなく普段のイタズラも増えてしまう可能性があります。

普段から運動不足にならないように気を付けて、散歩へ行けないときは知育玩具などで頭を疲れさせるようにするとイタズラも軽減させることができますよ。

「どうしても気になるものがある」「飼い主さんがいない怒られない間に遊んでしまおう」「暇だから気を紛らわそう」そんな気持ちでイタズラをしてしまうこともあります。

イタズラは思わぬ事故にも繋がる場合もあるので、イタズラされたくないものは片付けておきましょう。

環境がよくないからトイレを汚してしまう

留守番中にトイレだけではなく、周りまで汚れてしまう、トイレを失敗してしまう。そんな場合は、トイレの環境を見直してみましょう。

留守番中は長時間掃除することができないのでペットシーツは吸収の良いものにし、いつもよりも広くして設置してあげることで汚してしまうことを防げます。

留守番中の見守りにペットカメラを使ってみては?

ドッグカメラわんちゃんを留守番中でも見守りたい。そんな方はペットカメラを活用してみてはどうでしょうか?

ペットカメラは見るだけではなく話しかけること、わんちゃん側の音声を聞くことも可能。わんちゃんを自動検出してカメラの方向に居なくても探すこともできるんですよ!

価格は4,000円~15,000円程度です。設置も簡単になっているものが多いので初めての方でも扱いやすいですよ。お留守番の様子を見たいという飼い主さんはぜひ検討してみてくださいね♪

まとめ

ここまでわんちゃんのお留守番についてお話ししてきましたがいかがでしょうか。

わんちゃんが上手にお留守番できないのには必ずなんらかの原因があります。どうしたらリラックスしてお留守番できるようになるのか考えてあげてくださいね♪

編集部 INUNAVI(いぬなび)

執筆者

編集部
INUNAVI(いぬなび)

「日本をペット先進国に。」INUNAVIは、飼い主とわんちゃんが幸せに過ごせる世界を実現するために誕生。 執筆者はペットフード安全管理者、犬の管理栄養士、動物介護士、ペット看護師などの資格を保有。獣医師・ドッグトレーナーなど専門家監修のもと、犬好きのメンバーが毎日読みたくなるコンテンツを毎日更新中♩おすすめドッグフードランキングは1,000名規模の口コミ評価や成分の安全性を検証し、辛口に採点。リアルな情報にこだわっています。独自アンケート調査はこちら

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