【獣医師監修】犬だって寒い!寒がりな愛犬におすすめの冬の寒さ対策紹介します!
コラム
2020.06.29

【獣医師監修】犬だって寒い!寒がりな愛犬におすすめの冬の寒さ対策紹介します!

愛犬の寒さ対策の準備はできていますか?

寒い日が続くと、わんちゃんの身体にも大きな負担がかかります。なかには、体温調節がうまくできなくなり、体調をくずしてしまう子も(ノ´□`)ノ

冬の厳しい寒さを元気に乗り越えるために、愛犬の寒さ対策を考えてみませんか?寒い冬でも快適に過ごせるよう、わんちゃんにおすすめの防寒方法をご紹介します(*^_^*)

この記事の監修者

獣医師 藤井 ちひろ
獣医師 ( Rose Rose Animal Clinic 院長 )/ペット栄養管理士/ペットフード販売士/ペット食育上級指導士。北海道帯広畜産大学畜産学部獣医学科卒業。「動物と飼い主にもっと寄り添った医療」を目指し、令和2年2月2日 Rose Rose Animal Clinic を千葉県に開業。※ドッグフードなどの商品掲載部分の監修は除く

寒さが原因でわんちゃんにおこる問題

犬 寒い

寒さが原因でわんちゃんにおこる問題は以下のとおりです。

  • 免疫力低下・呼吸器系疾患
  • 消化器系疾患
  • 関節疾患
  • 泌尿器疾患

どんなに健康なわんちゃんでも、身体が冷えると病気になるリスクが高くなります。寒さを甘く見ず、しっかり対策を行いましょう!(^^)

免疫力低下・呼吸器系疾患

犬も人間と同様に、寒さで体温が奪われると免疫力が低下します。免疫力が低下すると、細菌やウイルスに感染しやすくなったり、もともとの持病が悪化したりする危険性も。とくに抵抗力が低いシニア犬や子犬は十分注意が必要です。

ちょっとカゼっぽく調子が悪い?から肺炎などの重症の呼吸器系の病気になってしまうこともあるので油断できないですね。

消化器系疾患

寒さに慣れていない室内飼いのわんちゃんは、寒さ自体にストレスを感じることがあります(;´Д`)寒さのストレスから、消化不良や下痢など消化系の病気を引き起こす子もいるので、防寒対策を行い、ストレスを減らしてあげましょう。

関節疾患

寒い日が続くと、血行がわるくなり、筋肉がこわばってしまうこと関節疾患の症状が出る子もいます。とくにダックスなどの犬種は関節炎や椎間板ヘルニアなどの症状を起こしやすいので、寒さを和らげて快適に過ごせる環境を整えてあげましょう(^-^)

泌尿器疾患

冬になると、寒さにより、水分を摂らないわんちゃんも増えます。

水分の摂取量が減ると、泌尿器疾患のリスクが高くなります。なかには、尿の量が減ったり濃くなったりすることで、尿路結石症や膀胱炎などのを起こしてしまう子も(;_;)

寒い日でも、なるべく水分を摂らせるよう意識しましょう。

犬も寒さを感じるの?

犬は、寒さをどう感じているのでしょうか?

暖かい被毛に包まれているため、犬は寒さに強いだろうと思われがちです。しかし、犬種や生活環境によっては、寒さが苦手なわんちゃんもいます(>_<) とくに室内飼いのわんちゃんは、寒さに触れる機会が少ないため、冷えに弱い子も増えてきました。

わんちゃんは、人間よりも低い位置で生活しています。そのため、下からくる冷気に敏感です。暖かい被毛があるといってもお腹の毛は少ないので、地面に近いほど直に冷えを感じている可能性があります(ToT)

お腹から冷えを感じ続けると、お腹を壊したり、体温調整がうまくできなくなったりと健康に悪い影響を与えてしまうため、冬の寒さ対策は必須です。

犬種によって寒さの感じ方が違う

犬種によっても寒さの感じ方が違います。

寒さに強い犬種

  • 寒冷地が原産国
  • 被毛がダブルコート

寒さに弱い犬種

  • 暖かい国が原産国
  • 被毛がシングルコート
  • 被毛が短い
  • 子犬
  • シニア犬

寒冷地が原産国であるシベリアンハスキーや、ダブルコートをもつ柴犬などは比較的寒さに強いといわれています。基本的に、それ以外の犬種は寒さに弱いです。

暖かい国が原産国であるチワワや短毛のフレンチブルドッグ、シングルコートのトイプードル、マルチーズなどはとくに寒さを感じやすい犬種です。

適切な寒さ対策を行うためにも、愛犬が寒さに強い犬種なのか弱い犬種なのかを把握しておきましょう。また、犬種に限らず、子犬やシニア犬は寒さから守ってあげることが大切です(^^)

犬にとっての適温とは?

犬 雪

では、犬にとっての適温はどれくらいなのでしょうか?

一般的に健康な犬の適温は、24℃前後。また、犬にとって快適な湿度は50〜60%だといわれています。エアコンの設定温度は25~26℃がおすすめです。

冷たい空気は下に溜まりやすく、人間よりも低い位置で生活しているわんちゃんは冷気を敏感に感じています。わんちゃんの高さに合わせて座ってみると、床の冷たさやすきまかぜなどの冷気を感じられるはずです。

室温チェックは、愛犬が過ごしている高さで行い、適温を保つようにしましょう(=´▽`=)

温度と共に注意したいのが湿度。冬は暖房によって空気が乾燥しやすくなります。乾燥が続くと、鼻や喉の粘膜が乾き、細菌やウイルスへの対抗力が弱まります。

人間の風邪予防と同じように、加湿器などを使って適切な湿度を保つことが重要です。

犬の適温:24℃前後

犬が快適な湿度:50〜60%

犬が寒がっているサイン

 犬 毛布

犬が寒がっているとき、どのような行動をするか知っていますか?もしかしたら、愛犬が寒がっているときのサインを見逃してしまっているかもしれません(>_<)

犬が寒いとき、どんな反応をするのか知っておくことが重要です。愛犬の様子をしっかりチェックして、適宜寒さ対策を行なってあげましょう。

わんちゃんが寒い時のサイン

  • 鼻やお腹を隠すように丸くなって寝ている
  • 震えている
  • 水を飲まない

鼻やお腹を隠すように丸くなって寝ている

鼻やお腹を隠すように丸くなって寝ているのは、犬が寒さを感じているサインです。犬は、寒さを感じると、猫のように丸くなります。

これは、自分の体温で身体を暖めようとしている時にみられる行動です。寝床や部屋の隅で丸くなっている時は、犬が寒さを感じている証拠なので、察してあげましょう(*´ω`*)

震えている

犬が震えている場合も、寒さを感じているサインです。犬も寒い時は、人間と同じようにブルブル震えます。

震えているときは、わんちゃんの耳先や手先を触ってみましょう。冷たくなっていたら、寒さを感じている証拠です。温度を上げたり、毛布を用意したりして、あたためてあげましょう。

水を飲まない

寒くなると、水を飲まないわんちゃんが増えます。人間も、寒い時期は水分の摂取量が減りますよね。しかし、あまりにも水を飲む量が減ると、泌尿器系の病気になるリスクが高くなってしまいます。

冬でも水分を摂るように促しましょう。どうしても水を飲まない時は、フードをふやかしてあげるのもおすすめです(^-^)

冬の寒さ対策!室内犬におすすめの防寒方法

犬 毛布

ここからは、具体的な寒さ対策を紹介していきます。まずは、室内犬におすすめの防寒方法です。

室内で過ごすわんちゃんが寒い冬でも快適に過ごせるよう、寒さ対策を進めていきましょう(^o^)/

ケージを温める

わんちゃんを寒さから守るには、下からくる寒さを防ぐのがおすすめです。ケージの中に、保温性の高い毛布やベッドを敷いてあげましょう。上からかけるより、下に敷いて上げたほうが、わんちゃんは暖かさを感じます(*^o^*)

また、ケージの場所を日当たりのいい暖かい場所に移してあげるのもおすすめです。ただ、直射日光は避けるようにしましょう。ケージに工夫をすることで、わんちゃんにとって暖かくて快適な環境を整えることができます。

おすすめグッズ

・暖かいベッド 2,728円

犬用

軽くて暖かい羽毛を使用したベッドです。火や電気をを使わないのでお留守番の時も安心。底面にはアルミシートを使用しており、床からの冷えからわんちゃんを守ることができます。

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・ペット用ブランケット 1,388円

犬用・毛布

わんちゃん用のブランケットは必須。薄手なので、枚数を増やせば寒さに応じて調整することができます。洗濯機で洗えて便利。冬場はもちろん、夏のクーラーによる冷えにも対応可能なブランケットです。

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ホットカーペットやペット用ヒーターを使う

ホットカーペットやペット用ヒーターを使うのも、冬の寒さ対策におすすめの方法です(^-^)部屋の一部だけを温めることができるので、わんちゃんが感じている寒さに合わせて自分で移動できるのがポイント。暑くなりすぎたら、涼しいところに逃げることができます。

愛犬にとって快適な環境で過ごすことができるでしょう。部屋全体をあたためる暖房より、電気代が抑えられるのもいいですね。ただ、いたずら好きなわんちゃんは、コードや本体を破壊してしまう可能性があるので注意が必要です(>_<)

おすすめグッズ

・ペット用ホットカーペット 2,880円

犬・カーペット

5℃ずつ温度調整が可能。愛犬の体調に合わせて温度設定できるので、寒がりなわんちゃんの寒さ対策におすすめです。噛みつき防止ラセン管による安全設計で、いたずら好きなわんちゃんが噛み付いても漏電の危険がなく、安心して使えます。

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・ペット用ヒーター 2,880円

犬・カーペット

7段階で温度調節できます。わんちゃんの体温と同じくらいの温度を保ち、寒い時期でも心地よく眠れるペット用ヒーターです。丈夫な保護管付きで、噛み付きにも強い設計となっています。

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保温効果が高いドッグウェアを着せる

寒さに合わせて、冬物のドッグウェアを着せてあげるのもおすすめです(^_^)

とくに室内飼いのわんちゃんは、室内と室外の寒暖差を感じやすく、寒さに敏感です。室内犬こそ、おでかけやお散歩の際は冬服が必須。保温効果が高いドッグウェアを着用しましょう。

重ね着できるドッグウェアなら、状況に応じて調整することができます。機能性の高いドッグウェアで、冬の寒さ対策を行いましょう。

おすすめグッズ

・犬用ダウン 1,990円

犬・ダウン

普段のドッグウェアに重ね着できるダウンジャケットは必須。着脱しやすいデザインなので、屋内に入ったときにも簡単に脱がせることができます。寒い時期でも愛犬の体をしっかり暖めてくれます。

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・犬用セーター 888円

犬・セーター

防寒しながらおしゃれもできるセーターもおすすめ。裏起毛で保温性抜群。寒い冬でも楽しくお散歩できます。寒さが厳しくなってきたら、ダウンと重ね着するのもいいですね。

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冬の寒さ対策!室外犬におすすめの防寒方法

 

続いて、室外犬におすすめの防寒方法をご紹介します。外で過ごしているわんちゃんも、快適に冬を過ごせるように、寒さ対策を行なってあげましょう(^-^)/

小屋の中に毛布やブランケットを敷いてあげる

外にある小屋は、冬の間とても寒くなります。寒い小屋で寝ていると、知らず知らずのうちに身体が冷え、病気を引き起こしてしまう可能性も(;_;)

小屋の中に毛布やブランケットを敷いて、身体を暖められるような環境をつくってあげることが大切です(*´ω`*)また、雨風や雪から小屋を守るために、小屋の壁面にガードを作ってあげるのも寒さ対策におすすめの方法です。

おすすめグッズ

・ペット用毛布 3,790円

犬・毛布

最高クラスの発熱素材を使用しているペット用毛布です。暖かい空気を逃しにくいため、寒がりなわんちゃんにぴったり。起毛が抜けにくい生地なので、ホコリが出にくい仕様となっています。洗濯機で丸洗いできるのもポイントです。

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・防寒マット 2,580円

犬・毛布

柔らかいポリエステル素材の防寒マットです。冬はもちろん、どの季節にも使用することができます。防水となっており、汚れにも強いのが特徴。わんちゃんの快適な環境づくりにおすすめです。

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湯たんぽを使う

寒さが厳しくなってきたら、湯たんぽを小屋にいれてあげましょう。毛布に湯たんぽをくるんであげることで、より小屋の中を快適な環境にすることができます(*^_^*)

湯たんぽは、電気を使わず持続性も高いため、小屋の中を安全に暖められる便利な防寒グッズです。寝る時やお留守番のときもにもおすすめ。愛犬が寒そうにしていたら、寒さ対策に湯たんぽを使用してみてください。

おすすめグッズ

・ペット用湯たんぽ 2,686円

犬・湯たんぽ

レンジでチンするだけで簡単に使える湯たんぽです。遠赤外線+断熱カバーでわんちゃんの体を暖かく包み込みます。火や電気を使わないので、お留守番中やおやすみのときにも安心して使えます。

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日当たりの良い場所に小屋を移動する

寒さの厳しい時期は、小屋の位置を変えるのもおすすめです。日当たりの良い場所や風当たりの少ない場所に小屋を移動するだけで、小屋内の温度がだいぶ変わります。

小屋内を暖めることも大切ですが、小屋の位置を移動してみるというのも寒さをやわらげるための1つの方法です(^^)

冬の寒さ対策での注意点

厳しい寒さを乗り切るための防寒方法をご紹介しました。ただ、わんちゃんの安全を守るためには注意すべきことがありますφ(^^)

冬の寒さ対策での注意点は以下の通りです。

  • お留守番中の事故に注意
  • 暖めすぎに注意
  • 乾燥に注意
  • やけどに注意

寒い時期でも、愛犬が安全に快適に過ごせるよう、これらの注意点に気をつけましょう。

お留守番の時は注意

お留守番中も、わんちゃんが快適に過ごせるように気をつける必要があります。もしかしたら、わんちゃんが1人で凍えているかもしれません(ToT)

お留守番中は、暖房で防寒対策を行いましょう(^_^)お留守番の時は、コード付きの防寒グッズはおすすめしません。コードをかじって遊んでしまい、事故につながる危険性があるからです。

こういった事故を防ぐためにも、飼い主さんがそばにいられない時は、コード付きの防寒グッズは片付けておきましょう。

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暖めすぎに注意

寒いからといって、暖めすぎるのもよくありません。寒さばかりを気にして、愛犬を暑がらせてしまうという飼い主さんも少なくありません。愛犬の様子をよく観察して、適宜室温を調整しましょう。

舌をだして「ハアハア」と荒い呼吸をしているのは、暑がっているサインです。このような様子がみられたら、室温を調整してあげる必要があります(>_<)

また、ホットカーペットを敷いている場合は、暑さから避難できるよう、涼める逃げ場を確保しておくのがおすすめです。

乾燥に注意

寒さ対策で暖房を使うと、どうしても部屋が乾燥しやすくなります。鼻や喉が乾燥してウイルスや細菌に感染しやすくなったり、皮膚トラブルの原因になったりする可能性があるため、乾燥にも注意が必要です。

わんちゃんにとって快適な湿度は50〜60%。加湿器や濡らしたタオルを部屋干しするなどして、温度とともに湿度も調整するようにしましょう(^_^)

やけどに注意

わんちゃんと暮らしている場合、安全のために火を使う暖房器具は避けた方がいいでしょう。やむを得ず火を使う暖房器具を使用する場合は、直接触れることができないようガードを用意することをおすすめします。

また、火を使わない暖房器具でも、やけどに注意が必要です(ノ´Д`)長時間ヒーターの近くにいると、低温やけどをしてしまう可能性があります。

愛犬がヒーターに近づきすぎたり、長時間ヒーターの前から動かない場合は、エアコンやサーキュレーターを利用して、部屋の空気全体を暖めてみるのもおすすめです(^-^)

まとめ

犬 小屋

今回は、愛犬の寒さ対策についてご紹介しました。犬は寒さに強いから大丈夫だろうと思っていると、思わぬ病気や体調不良を引き起こす可能性もあります。

これから深まる冬に向けて、愛犬に適した寒さ対策の準備を行うことが必要です。寒さだけでなく、暖めすぎや乾燥、やけどなどにも注意して、寒い冬でもわんちゃんが快適に過ごせるような環境を整えてあげましょう(*^-^*)

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いぬなび編集部
いぬなび
「日本をペット先進国に。」をビジョンに掲げ、飼い主とわんちゃんが幸せに過ごせる世界を実現するために、いぬなびは誕生しました。 各商品の原材料や成分の分析、1,000名規模のユーザーの口コミなど、徹底してリアルな情報にこだわり、飼い主の皆様が安心してわんちゃんと過ごせるような正しい情報を分かりやすく発信しています。獣医師・ドッグトレーナーなど専門家の協力のもと、犬好きのメンバーが毎日読みたくなるコンテンツを毎日更新中!

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